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材料とレシピとシェフの関係 ~耐震性~

こんにちは。企画管理部の山下です。「そんな部署あったかな?」とお気づきの方、アオバポイント高いです(^^♪
実は、今月から組織の再編があり、私を含め4人が所属しています。

さて、タイトルにある「耐震性」ってどういうことだと思いますか?判断の方法は様々です。

建築基準法では、旧耐震基準と新耐震基準。品確法では耐震等級1・2・3。
構造では、耐震構造、免震構造、制振構造に分けられます。

日本の住宅は「地震に耐えられること」を前提に建築されていますが、そのレベルは様々なのが現状です。

アオバクラフトは耐震等級3を取得できる住宅を建築しますが、この評価を得るにはただ単に決められた材料を使えばいいのではなく、「誰がつくるか」が重要です。

例えば、決められた材料でオムライスを作るとします。
材料は、玉ねぎ、ピーマン、鶏肉、にんじん、たまご、ご飯、ケチャップ、バター、塩こしょう・・・くらいでしょうか?

せーの!で作り始めて、完成を想像してみてください。同じものが出来上がるでしょうか?
たぶん、何種類かのオムライスが出来上がると思います。

オムライス、で画像検索をしてみるともっとたくさんのオムライスが出てくるように、誰が作るかによって仕上がりが全く変わるんです。

話を建築に戻します。
家はレシピ通りに、誰が作っても、同じ仕上がりになる。これが大切です。

裏を返せば、「耐震等級3」の家であっても、レシピが正確でないと・・・職人さんが理解できていないと・・・。
ちょっと違う、は全然違う、なんです。

釘のピッチは正確か、めり込んでいないか・・・。ココが違うと壁倍率が変わってバランスが崩れます。

正しく作らないと、性能は基準に満たない
ちなみに、アオバクラフトのC値(建物全体にある隙間面積を延床面積で割った数値)は0.2~0.4です。
家の形によって多少変わりますが、どの職人さんにお願いしても安定した数値が出ます。
C値については、また改めてまとめますね。

「誰が作っても同じ仕上がりになる」この意味、おわかりいただけましたか?