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間取りは〇〇〇型がイイ!

営業部総務課の山下です。

〇〇〇に入る言葉、なんだと思いますか?
たくさんありすぎますね。では、絞ります!(早い!)ぶどう、またはりんご、のどちらかを選んでください。

ぶどう?りんご?? 工務店なので、明日のお弁当のデザートの話ではなく、間取りのお話です。

家の間取りは、大きく分けて「ぶどう型」と「りんご型」があります。

ーぶどう型
ぶどう型住宅とは、古い家では一般的な間取りで、空間を仕切って部屋をつくり、廊下でつながる間取りです。
廊下が枝、部屋が実のイメージです。
メリットは、部屋が独立しているためプライバシー性は高いです。
デメリットは、部屋ごとに空調管理が必要になるため、エアコンの台数や電気料金が高くなる傾向があります。

ーりんご型
りんご型住宅とは、廊下をつくらず、間仕切り壁を利用して、大きな空間をライフスタイルに応じて居住空間をつくることができるのが特徴です。
メリットは、移動だけのための廊下をつくらないことで、同じ床面積でも空間が広く感じられること、空き部屋が生まれにくいので無駄なく空間が使えます。
デメリットは、部屋ごとに温度や湿度が調整できないため、気密性と断熱性が高くないと、空気の流れが計算通りにならずに脱衣所は寒いけどリビングは暑い、といったからだにも負担がかかってしまう家になってしまいます。

性能に自信があるアオバクラフトの家では、りんご型の設計が得意です。

そうはいっても、「今」同居のご家族がみんな同じ時間帯に活動するとは限りませんよね。
夜勤がある方、出勤が早い方、高齢のご両親に気を遣わせたくない、お年頃のお子さんがいらっしゃるなど、「今」の状況と「未来」が同じとは限りません。
これからお子さんが生まれるご家庭でも、20年前後で6帖のこども部屋が物置になってしまう可能性も・・・。
そんな時、6帖×2のこども部屋の仕切りがなければ活用方法は無限大だと思いませんか?

アオバクラフトでは何かをご提案する際は、メリットとデメリットをお伝えするようにしています。
本当は、いいことだけをお伝えするほうが楽なんです。
けれど、なんのための家づくりなのか、を考えたとき、デメリットをキチンと説明できることがわたしたちの価値なんだと思います。

「今」の課題も解決した上で、「未来」のことまで考えて家づくりを考えていきましょう。