寒波襲来への備え
「10年に一度の最強寒波」「不要不急の外出は控えましょう」
宮城県は雪が降る地方ということもあり、寒さや積雪にはある程度慣れていらっしゃる方も多いと思います。
このあと、明日24日(火)頃から寒波が予想されます。今冬では最も強く、近年でもあまりないレベルの強い寒気と言われており、全国の広い範囲で大雪や非常に厳しい寒さとなる見込みだそうです。
念のため、備えていただきい点をまとめました。
・エコキュート
フルオート機能がついている商品は、浴槽にお湯や水を張ったままにしておくことをお勧めします。水を自動で循環させることにより配管の凍結予防運転を行います。
フルオート機能とは、給湯や追い焚き、保温、貯水足し湯機能です。
また、リモコンで湯温を「水」に設定して給湯栓を少し開いて水を流しておくのもお勧めです。
エラーコードが出た場合は、慌てずにお手持ちの取扱説明書をご確認いただき対処をお願いいたします。
なお、給湯器には凍結防止機能がついているため、電源は落とさないようご注意ください。
ダイキン製 0120-881-081
パナソニック製 0120-878-695
・エアコン
「霜取り運転機能」がついている機種は、室外機に霜がつくと自動的に霜を取ってくれます。
この機能が働いている間は、エアコンから暖かい空気が出ないため、故障と勘違いしてしまうことがあります。
室外機に霜がついて凍っていると、カラカラと音がすることもあります。
部屋が温まっていないと感じる場合でも、しばらくすると動き出しますので慌てないことが必要です。
・自動水抜き栓
水温が+1℃以下になると水温センサが感知して自動的に水を抜きます。通水の際には、スイッチを押してください。
手動で水抜きを行う際は、すべての水栓金具(蛇口等)を開け、水が抜けきったら蛇口をお閉め下さい。
・トイレ
室内のトイレが凍結することはあまり考えにくいのですが、万が一凍ってしまった場合は、まずトイレの中全体を暖めてください。
タンクから水が流れても排水されない場合、排水管が凍っている可能性があります。
ぬるま湯で少量ずつ何回かに分けてトイレに流し込んでください。
レバーやリモコンボタンを操作しても水が流れない場合は、タンクを開けて内部に異状がないか確認しましょう。
給水管にカイロやドライヤーを当てたり、タオルを巻いてぬるま湯を少しずつかけたりするのも効果的です。
ただし、高温のドライヤーを近づけすぎたり熱湯をかけたりといった急激な温度変化は、給水管や便器、タンクが破損する恐れがありますのでご注意ください。
凍結で一番やってはいけないことは、「凍った部分に熱湯をかけること」です。
破裂の危険性がありますし、思わぬケガややけどの危険もありますので、溶けるのを待つか、ゆっくりとぬるま湯をかけたり温める等の対処法でお願いいたします。
電線に積もった雪の影響で停電になる恐れもあります。
使い捨てカイロや、防災用品としても注目されているアルミブランケット、毛布などの備えもあわせて行うことも大切です。
お仕事や外出のご予定がある方も多いと思います。どうぞお気をつけてお出かけください。
ご心配やご不明な点は、お気軽にご相談ください。0120-192-200